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| Copyrights and Link Policy of DCEX.NET |
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雑誌をやめたことと、サイトの新運営方針 支援会員などのお願いについて |
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■雑誌をやめた理由 |
読者の皆さんが当サイトに訪ねてくださる理由が、雑誌の記事を見てのものであるとしたら、きちんと雑誌をおりた理由に関してここで述べておいた方がよいと思い、書き留めておくこととします。 主体的にコミットしていた雑誌をおりるのはこれで2回目です。1回目は雑誌版「デジタルカメラエクスプレス」、そして2回目が「デジタルフォト専科」です。楽しみにして頂いた読者の方々、大変申し訳ありません。お詫びさせて頂きます。 かつて私がデジタルカメラエクスプレスをウェブでやっていた時期にに、なぜあえて雑誌に移行し、その結果ウェブサイトをあばら屋同然にしてしまったか。その理由は、私の考え方の基本的なポリシーにあります。つまり、私は ・他に無いものがある ・創造性があり ・世の中の人のためになること の3つを満たす仕事をしたいということです。 当時のウェブサイトSo-net デジタルカメラエクスプレスは、そのころとしてはかなり斬新なことをしていたと思います。しかし、もし自分が書いていることに意味があり、それが世の中のためになるとしたならば、影響力の大きさはウェブよりも紙媒体のほうが大きいことは明白で、その結果当時理解のあった編集者からのオファーをうけて、紙媒体へと進出した経緯がありました。 1回目におりた顛末はさておき、2回目に関しても、これらの点が私の行動の理由となっています。 「デジタルフォト専科」は当初、「他では絶対に読めない記事」が多くを占め、デジタルカメラの未来の方向性を模索する意味で「創造的」であり、またそれが結果的に良いデジタルカメラを生む礎となるという点で、「世の中の人のためになる」ものだったわけです。 しかし、雑誌には必ず紙といイニシャルうコストがかかるために、ある程度のボリュームを持って販売されるか、多くの広告を取らなければ刊行し続けることが出来ません。霞を食っているわけではありませんから、例えば「ウケの良い記事を作る」ことや、(良くない意味ではありませんが)広告主の意向などもあったのでしょう、次第に当初私が考えていた方向性から離れて、「他の雑誌でも同じような記事を見ることが出来る」雑誌になってしまいました。そうはならず石にかじりついてでもやってくれるという、私の読みが甘かったと言わざるを得ません。 今回の場合は以前のように、別段ケンカをしたというわけではありませんが、編集方針に添えず、キッパリとおろさせてもらいました。私が多くの記事を書いていた雑誌ですから、当然事務所の運営費の多くの部分を占めます。しかし窮すれどおりると決断した決定的な理由にはもう一つありました。それは 「もうチャートとかそう言う時代じゃないんです」 と言われたことです。 私は別にチャートを掲載することで自己のアイデンティティと思っている訳ではありません。しかしチャートを用いることには深い意味があります。そもそもなぜチャートを始めたかというというと「技術者は数値や事実でしか問題点を認めない」からです。 例えば評論記事というのはおしなべて評価者の主観で語られることが多いものです。カメラの記事ではよく「俺的にはオッケー」と言った風な個人主観的での評価や、物事を調べないで適当なことを書いているものがあります。当然そんなことをしていては、一部の奇特な技術者を除き、耳を貸そうとはしてくれません。それは別に技術者が傲慢であるということではなくて、個人が根拠をきちんとしめしもしない評価を、いちいち検証して裏を取っている暇など無いからです。その本能から「技術屋でないものの意見」を聞き流すことは生きる術なのです。 それは別に非難されるべきことではありません。そうでもしなければ仕事も回らないからです。しかしそういったことが、多くの「いい加減」な情報の中に含まれる「きちんとした」情報の意義をも失わせてしまっていたのも事実です。 しかし、例えば「色」一つを取っても、語るときにきちんとした数値やチャートを示されれば、見る側も話している相手の度量や知識レベルを即座に判断することができ、その結果話している内容の真贋を見分けることが出来、問題点の重要性や緊急性をその場で理解することで、対処するべきと決断された場合、自分の意見として取り入れ、その結果製品への改善が円滑に行われるわけです。 つまり、チャートとはそれそのものの存在だけが意義なのではなくて、それが及ぼす有形無形の影響がその意義なのです。すなわち、チャートや数値化したものが雑誌に掲載されることは、読者に対する具体的な指針であると同時に、もしいい加減なものを出したときに、普通の人にも分かる形でそれを示すぞ、ゆめゆめおろそかにされるなよ、という意味にもなります。 しかし、それがきちんと理解されず「もうそういう時代じゃないんです」と言下に否定されては、私自身もその雑誌に力を貸す意義が無いと判断せざるを得ません。 私は「だれかがやらないならば自分がやる」というスタンスであり、雑誌の側はそうでは無かったのですから。 ただ、そういった雑誌の姿勢を責める訳でもありません。私が話す内容は多くの場合公共性への働きかけを含みます。それは私が「エライく悟った人」なためでなく、私の祖父が敬虔なキリスト教徒だったこともあり、寝物語にキリストの逸話を聞かされ続けることで、たとえ無神論者であろうとも、考え方のベースにキリスト教的な社会貢献欲求を持ってしまっているからです。それは否定しませんし、むしろ誇りですらあります。しかし時として、それが原因で仕事のパートナーに多大なる犠牲を強いることもあります。 雑誌編集者は当然犠牲を強いられてまでの公共性を提供する義務はありません。また雑誌そのものも経済の論理で動くものです。だから最終的にはすべては編集者や編集部の判断であり、そういった公共性を捨てることも自由なのです。それと同時に私にも私のポリシーのあわない雑誌からおりる権利があり、結果おりた次第です。 メインで書いている雑誌をおりることで、飯が食えなくなっても結構。嘘や意志に添わぬことを書くならば浪人になって傘貼りをした方がマシです。 よく私が書いた記事で誰それが飛ばされたとか、いつかメーカーの人から刺されるぞと言われますが、刺したいならば刺したらいいのです。人がプロとしてしている仕事は真剣勝負なのですから、切られる覚悟などしていない訳がありません。それをおそれてプロなどと看板を掲げることは出来ません。私はプロ写真家でもプロカメラマンでもありませんが、プロライターだから当然なのです。 もし刺したいならば来たらいい。 その機能なり画像なりに指摘される問題点があるものを、人様にダマ(問題点を明らかにせず)に売って、それを指摘された結果飛ばされたことを逆恨みして、そうして私を刺すのだな。そう念押しして勝負はうけましょう。プロならば自分のいかなる仕事に関しても責任を負うべきであるし、もしいかなる理由であれ責任を負えないのであれば、プロとしてものを作るべきではないのです。 そういう私にも問題がありました。 私がした最大の失敗、それはふんどしのひもを他人に預けたことです。それが雑誌とライターという不可分な関係であれ、自分が直接責任を負えぬということは、自分の意志を貫き通すことが出来ぬということでもあります。 故に、今一度このあばら屋を建て直す理由は、読者と私、メーカーと私、その間に一切の雑念の入る余地がない関係を作り、その上で自分がやっていることに意義があるのかを問うてみたいと思ったからです。 今後も全く雑誌に書かないという訳ではありません。請われ、それが私にしか書けないものであるならば書くのはやぶさかではありませんし、また責任ある立場として責務を負い、すべてをコントロール下におけるものならば、紙媒体を否定するわけではありません。しかし、当面私がしたいことは、そこに意義があるかどうかを調べることです。 故にここにて再出発する次第です。 口さがない人は干されただの何だと言うでしょう。言うのも結構。そしてそんなもの当事者でないとだれも事実は知りませんし、それをどうこう言うのは水掛け論です。ただし、私のことを書くのであれば、是非一字一句欠けぬよう、上の文章を引用して頂き、そこで議論されることを私も拝見させて頂きましょう。 こんな融通の利かないバカですが、今後ともどうぞよろしくご愛顧の程お願い申し上げます。 2003年9月23日 |
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| ■サイトの運営について〜ご協力をお願いします〜 |
さて、サイト運営でやっていくと言っても、当然「ゼニ」の話をしなければなりません。霞を食っている訳ではない以上、たとえ霞を食っていたとしても、電気代、回線代、事務所の運営費、サーバー代、ロケに出れば車代、交通費、モデル代、食費など、あっという間にお金に羽が生えて飛んでいきます。 しかし、日本のインターネット環境を考えたときに「有料前提サイト」にするという考えはありませんでした。私自身が有料サイトだとしたら見ないからです。また内容も分からないのに、まずお支払いありきなのは納得出来ません。しかしただでやっていくことが出来ない以上、「お代は見てのお帰り」などを中心に考えました。 |
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●サイト支援会員になってください 基本的にレビューやニュースは無料のままとします。書き下ろしの他では絶対に読めない記事や、ドキュメンタリー的なものに関してはまた別途考えますが、普段の皆さんが欲しいニュース情報(単なる事実じゃなくて当然コメントがあるニュースですが)や、レビューなどは無料で見て頂く方針です。 ただし、サイトを見てもらって、これは存在意義があるなと感じたら、毎月缶コーヒー1本分(120円/月・税込み)の支援会員になってください。携帯のコンテンツと同じように、一度登録指定頂いたら、以降自動でカードから引き落とされます。 (支援会員の退会の方法はこちらをご覧ください) |
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●特別賛助は気が向いたら… なんの気まぐれか分かりませんが、もっとサイト支援して良いよ、という方には、ただで頂くわけにはいきませんので、何か買って頂ける恥ずかしくないものを用意させて頂きます。 そんな文月が用意するものなんてろくなモンじゃない、金は恵んでやっても良いが、そんなものいらん、という方は左のリンクから、もう好きなだけ自分で金額を書き込んでご支援くださいませ。こちらは1回限りです。 これは都度販売方式と言って、回ごとの決済の方式を設けます。 |
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●書き下ろしコンテンツや過去の記事の販売 ウェブマガジンなので当然書き下ろしコンテンツを提供していくことになります。 その中のレビューに関しても、ご覧いただく分に制限を設けるつもりは毛頭ありません。ただ「お代は見てのお帰り」ということで、読んでみて、その記事にコストを払う価値があると思ったら、「購入」したことにして、左のアイコンから妥当と思われる額をお送りください。 決済は100円程度からでないと手数料だけがかかってしまいますので、それ以上からということはご了承くださいませ。もし100円未満の価値しかないと思われたときは、100円価値が貯まったらお送りくださいませ。 目安・・・はありません。強いて言えば、普段ご購入頂いている雑誌の中でデジタルカメラの記事を読んでいて、その記事が雑誌においてどれぐらいの価値を占めているか、あたりを参考になさってください。もちろんそれ以上でも結構ですが:-P またPC User誌で連載している「デジタルカメラ進化論」や、アサヒカメラなどに掲載された過去の記事や、雑誌では出来なかった問題点を突き詰めた記事、内容をセーブしていた記事などのノーカット版などをダウンロード販売したいと考えます。 特にデジタルカメラ進化論関係には単行本化などの計画が無いわけでは無いのですが、なにぶんボリュームががありすぎてコンプリートでは出版できない様子。また興味がない機種よりは読みたい機種だけを読める方が経済的としてこれらをコンテンツにしたいと考えます。 こちらも都度販売方式と言って、回ごとの決済の方式を設けます。 以上3点はサイトの運営コストに充てたいと思います。 |
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●デジタルカメラアーカイブス もう一つはデジタルカメラ画像アーカイヴの設立です。 例えばデジタルカメラの普遍的な性能を知ろうと思った場合、1枚や2枚の画像を見ただけでは判断するに足る情報は得られません。しかしフィルム1本分程度の無作為かつフルオートで撮影した画像を流し見すると、基本的な性能はだいたい雰囲気がつかめます。 また最近の雑誌などでは、コスト削減の紙面の都合上水平比較のサンプルが割愛されたり、あるいは紙への印刷だけでその内容が精査できないものが多いのですが、そういった購入の指針になるものを提供していきたいと考えます。 さらにデジタル一眼レフ世代を念頭に置き、カメラ対レンズのマッチングがチェックできる、レンズ別絞り値別のチャート図や実写サンプルなどを提供します。 このサイトには私の他、(株)イリュージョンの望月宏信氏が参加されます。 ダウンロードに関しては1コンテンツあたり缶コーヒー1本分から雑誌1冊分程度を上限として、サーバー運用コスト(データが多いサーバーはコスト負担も大きいのです)を負担頂き、一端権利をご購入頂くと、そのコンテンツに関しては何度でもダウンロード可能になる方式を用います。ただし画像などにはウォーターマークを入れるなどの処理は行います。 このサイトに関しては、独立採算のめどが立った時点で、単独のメサイトとして経営を分離し運用していきたいと思います。 また理想的には運営コストはおろか、機材はすべて実費購入して、メーカーからの制約を一切受けない媒体がベストなのですが、それを当初からやろうとするのは非現実的な話であります。ですから「掲載の内容が事実であれば、一切の制約をしない」という前提でご支援頂けるメーカーには、ぜひよろしくお願い致したいと思います。 |
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●口コミやバナー掲載も是非! そんな支援は出来ないよ、という方も、ぜひ口コミでご宣伝くださいませ。アーカイブの画像はきっと購入前の参考になるでしょうし、会議室もまた力になってくれるはずです。今後掲載されるレビューも場合によっては参考になるかもしれません(激怒の種になることもしばしばですが)。 そしてホームページをお持ちでしたら、ぜひ当サイトのバナーを掲載して頂ければ幸いです。 人によっては「物乞い」と言われるかもしれませんが、そう言われても結構です。このようにしてでもきちんと成り立つのであれば、それは存在意義があると考え、信念を曲げるよりは、信念を曲げずに物乞いで食っていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。 2003年9月22日 |
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